5年、10年、15年後の選手の

夢や目標に寄り添い

「人間教育」を優先に指導を心がける

富山県を中心に活動する野球チームです。

当チームの特徴

1 父母会は設けない

他の少年野球チームにおいて、保護者さんへの負担がかなり多いように思います。それぞれ保護者さんのお仕事のご事情もありますし、週末の休みの時間を全て子供の野球のために使う必要もないと考えます。もっと踏み込んだことを言いますと、同じチームでもそりの合わない人というのはいます。週末の休みくらいはそんな人と距離をあけて、選手の成長だけを楽しむので良いと思います。

 活動は原則週末祝日のみ

週末と祝日での活動がメインとなります。他のチームで平日にナイターで練習をしているところもありますが、当チームは選手の健全な成長を阻害するリスクがあると考えるので、原則行いません。平日は3でいう、野球以外の活動を推奨しております。

 野球以外の活動も推奨

当チームでは、野球以外の競技に取り組んでいる選手もいますし、学校では学ばない専門分野の学業や文化活動に野球と並行して取り組んでいる選手もいます。現在、低学年においてはタグラグビー、ミニサッカーゲーム、陸上競技、BASEBALL5など他の競技も練習に取り入れたりしています。

 勝利至上主義の否定

「勝つ」ことを優先にしている少年野球チームでは、多くのバーンアウト症候群に陥った選手がいます。当チームは、選手の「勝ちたい!」気持ちを応援し、成長を見守るのであって、当チームに携わる大人、指導者と保護者は「勝負を競う世界」からは身を引くべきであると考えています。「負けず嫌い」の大人は必要ありません。

 家族との時間を優先

家族との時間は大切な時間で、野球より大事だと考えます。当チームの活動より家族との時間・思いで作りを優先していただき、遠慮なく休んでもらっています。また、選手も日によっては練習に行くことに気が向かないこともあるかと思います。当チームは、練習・試合の参加を強要することは絶対にありません。そのときは休んで、また練習・試合に来たくなった時に参加していただいています。

6 無駄な試合は組まない

一般的な少年野球チームの最近の試合スケジュールは、毎週末試合(公式戦や地域のリーグ戦、練習試合等々…)に追われているような状況です。そのため、好素材の投手が酷使のため、高校で肘や肩などの故障で活躍できなかったり、大学で手術した…という例をたくさん聞きます。当チームは連盟に登録していないため無理のないスケジュールですし、無駄な練習試合は組みません。

7 長時間の練習はしない

小学生の1日の練習時間は4時間ほどです。(低学年は3時間)中学生は4時間プラス1時間ほど自主練習です。練習の合間に休憩を自主的に入れています。集中して練習を行える時間には限りがあると考えます。まるまる1日練習をするという、意味のないことは当チームは絶対にしません。

 教え過ぎない

マイナーリーグの指導者の格言で”Don't Over Teach”「人間、教えられたことは忘れるが、自分で考えぬいて苦労してつかんだものは忘れない。指導者は黙ってみていることも大事だ」というのがあるそうです。当チームも指導者に作られた選手より、指導者からはヒントのみで、自分で気づき、自分で自分を鍛え育てた選手になってもらいたいと考えます。